※上記マークが記載されているセッションのみ、各マークの内容がご利用いただけます。
※本情報は、予告なく変更となる場合がございます。こちらのページで最新情報をご確認ください。
生産性の向上はすべての経営者が実現したい目標です。TAKシステムズでは、数年前から実務での作図工数を分析し、生産性向上に向けた取り組みを模索していました。
2011年のAUJでAutoCAD生産性向上プログラムをはじめて耳にし、CAD技術の向上で図面コストの削減や設計品質の向上に実現できるのであれば、自社でもぜひ実施しようと決意。実際のスタートまでには社内での説明・調整、実施内容の調整・決定など思いがけなく時間がかかりましたが、実施に向けての準備段階がほぼ完了しつつある今、プログラム実践・成功の鍵を整理することで、今後始める皆様の助けになればと思います。
全て
株式会社TAKシステムズ 東京支店
施工グループ
中嶋 由美子 氏
TAKシステムズにおいて、CADユーザの教育やサポート、ならびに、2D, 3D, 4Dの実務活用の支援に携わる。
「頭を使って道具を使おう」「わからないことはすぐに聞く」を信条に、社内ユーザの教育を推進している。
AutoCAD使用歴17年以上。
いち早くBIMに着手し、BIMによる建築設計品質の向上を目指している日建設計は、2012年、BIMの円滑な推進のために、「デジタルデザイン室」を新設した。デジタルデザイン室設立の趣旨とともに、日建設計でのBIM実践の実例を交え、日建設計のBIM戦略について説明を行う。
建築設計
BIMを使って建設コストを算出するという話はずっと前から言われてきましたが、実際そんなことは可能なのでしょうか?単純に部材の面積や個数を寄せ集めただけではいわゆる積算業務にはなりません。また、設計段階で算出することを目的として細かいモデリングを行うことは現実には不可能なことです。しかし、もしもより簡単なモデルですぐにコストのトライアンドエラーができたら、設計者にとって大きなメリットです。このセッションでは大成建設(株)と建築ソフト(株)が共同開発した企画設計段階で設計者自身がBIMを使って自分でコストをシミュレーションできるプログラムの概要についてご説明します。
建設業界
大成建設株式会社
設計本部テクニカルデザイン開発グループ グループリーダー
高取 昭浩 氏
大成建設設計本部テクニカルデザイン開発グループ、グループリーダー。7年前よりBIMの様々な活用方法、アプリケーションの開発、BIMの社内普及活動などを行っている。
平成元年大成建設入社
大阪大学工学研究科卒
清水建設株式会社は、BIMを建物発注者の利益につなげることを目標として、建物の設計・見積・調達・建築工事・設備工事・外構工事、建物維持管理のそれぞれの段階においてBIMを一気通貫で活用する近未来ビジョンをたてております。
この目標に向け、設計段階において設計・現業・調達・取引業者とのBIMコラボレーションを行い、施工図・製作図と同等以上に詳細な建物BIMを建物着工前に作成する活動が進んでいます。一部の取引業者とのBIMコラボレーションも実用段階に入っております。
さらに、仮設材を追加して工程表に沿った4D化に加工します。このことにより、BIMを活用して建物発注者、設計事務所はもちろんのこと、大勢の現場作業員全員に施工手順をわかりやすく説明し、品質確保にも役立てています。BIMによる数量把握も進めており、コンクリート量、型枠面積、鉄筋数量、鉄骨数量という躯体数量と、設備数量は実用段階に入っています。
建築・建設業界
清水建設株式会社
東京支店 生産総合センター 情報化施工図グループ グループ長(室井)
室井 一夫 氏
平成24年4月 現在の所属へ
平成19年7月 千葉支店生産総合センター情報化施工図グループ長
平成15年12月 千葉支店計画センター長(情報化施工図グループの前身)
平成13年3月 千葉支店へ異動(工事長)
昭和59年4月 清水建設入社(原子力設計部)
清水建設株式会社
建築事業本部 東京支店 生産総合センター 情報化施工図グループ
上ノ町 圭一 氏
BIM推進担当者として主に中小規模現場でのBIMによるフロントローディングでの施工図、施工計画の施策、推進及び社内BIMプラットフォームの構築に携わっている。
明治大学理工学部建築学科卒
清水建設株式会社入社9年目。
入社以来3次元CADに関わり、シンガポールの案件で3次元での施工計画に取組み、現場管理まで行った経験をもつ。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。