※上記マークが記載されているセッションのみ、各マークの内容がご利用いただけます。
※本情報は、予告なく変更となる場合がございます。こちらのページで最新情報をご確認ください。
当センターは、本来製造業向けの3次元ものづくりにおける、人材育成として、求職者、企業、学校へ講習、及び技術支援を行っております。
昨年の3.11東日本地震津波大震災により壊滅的な被害を受けた三陸沿岸部大槌町が、復興計画を2次元の図面や、一部模型などで進められていたがなかなか進まないという声を聞き、支援として復興計画の3次元化を図り、「住民と一緒に街づくりをし、将来の大槌町の将来構想イメージを共有化する」ことを提案させていただき取り組んでまいりました。
今回の内容は、支援活動として製造業の3D技術を建設業に応用し、誰でもが分かる3次元地図化により、町民全員で作る新たな街づくりの、共有化するベース作りを支援いたしました。背景、展開方法などをご紹介いたします。
今後計画は、安全、安心の街かどうかを地震・津波シミュレーション評価、及び3次元地図化に繋げて行く計画です。
自治体、建設・インフラ業界
いわてデジタルエンジニア育成センター センター長
黒瀬 左千夫 氏
2010年より、いわてデジタルエンジニア育成センターにて、人材育成、ソリューションサポートを支援。
事務機器製造業において3Dデジタルものづくり推進を約20年担当。
いわてデジタルエンジニア育成センター 主任講師
榊原 健二 氏
2008年より、いわてデジタルエンジニア育成センターにおいて、3D-CAD及びデジタルものづくり人材育成のトレーニング講師。製造業を6年経験。
当社では、震災復興における点群活用の可能性は非常に大きいと考えています。例えば目視で判断される建物被害状況も、傾き具合などを座標点に落とし込んで厳密に把握できますし、事実、従来の測量方法だけではまかないきれない現状があります。3次元計測で現状をとらえ、復旧後の姿と照らし合わせて提示すれば、住民合意もとりやすいことは明白で、復興計画の地元説明には3次元モデルによる視覚化を積極的に活用しています。作成した復旧モデルでは測量の平面図から震災前の状況を3次元データ化し、そこにレーザー計測の被害状況(点群)と復旧計画(設計データ)を一体的に表現した。あえて3つのデータを融合することにより、道路勾配や境界線などがあらゆる角度から検証できるようになり、設計の3次元化は説明責任を果たせるツールとなり、住民合意の有効な手段にも成り得ると考えています。
これらの提案では、点群ソフト、土木3次元CAD、道路専用CADの融合データを専用ソフトで一体的に見せる試みを行いました。1つのソフトだけでは限界があり、試行錯誤して最適な組み合わせを見出しました。本報告では、これらの取り組みについてご紹介したいと思います。
土木・建設・測量業界
株式会社 コトブキエンジニアリング
代表取締役
齋藤 壽仁 氏
3世代目になるAutoCAD Plant3Dを中心とした、Autodesk Plant Design Suiteの国内、国外の採用事例を紹介。プロジェクトへの採用理由、プロセス、プロジェクトの立ち上げ、および納入後の評価点、問題点を、ユーザの立場よりご紹介します。
プラント
オートデスク株式会社
テクニカルスペシャリスト本部プラントソリューション ソリューションスペシャリスト
茨田 実
Autodeskプラント製品のソリューションスペシャリスト。主にユーザの運用方法や設計現場への適用をサポートする現場寄りのエンジニア。プラント製品およびReivt MEPのプロダクトマネージャを兼任。前職はAutoCAD セールスエンジニア。製造業界にて3D試作から海外調達、現地生産に至るプロジェクトに携わる。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。