マスモデルを利用して、リニアにデザイン提案を作成します。マスから面積情報や高さ情報など空間情報を把握します。マスから建築要素を作成し、Revit 2010の新機能リアリスティック表現を活用し、パースやウォークスルーを見せるコツを伝授します。平面にとらわれない3次元設計手法を体験します。
株式会社ビム・アーキテクツ
代表取締役
山際 東 氏
ゼネコン、アトリエ系設計事務所、組織設計事務所、デベロッパーと、建築に関わるさまざまな立場の違いを経験し、2007年に、ビム・アーキテクツ一級建築士事務所(現:株式会社 ビム・アーキテクツ)を設立。現在は、BIM コンセプトによる設計業務や BIM の導入・運用支援コンサルティングなど、新しい建築スタイルを目指し活動している。昨年ロンドンで行われた、Build London Live 2009でベストアワード受賞。
3つのポイントを押さえた、初心者にわかりやすいハンズオントレーニングクラスを行います。Revit のデフォルトのテンプレートを使って、Revit の特徴を理解します。2D 製図から3D モデリングへの頭の切り替えをスムーズに行える構成となっています。Revit の特徴を最大限に生かし、従来の2D 製図の概念から開放された、自由なモデリング手順の一例を紹介します。モデリングデータから製図表現を作成するという感覚の伝達、寸法線や文字情報、部屋を記入して図面化にチャレンジし、データベース活用の第一歩、面積等の集計まで学習します。
※本クラスでは、オリジナルマニュアルの一部を利用します。
株式会社ビム・アーキテクツ
ソリューショングループ グループマネージャー
須藤 真美 氏
設計事務所で主にホテル・旅館及び住宅の設計に従事。2000年より設計製図・CADの講師を兼務し、2009年より、株式会社ビム・アーキテクツにてBIM の設計及び教育に携わっている。難しいことを分かりやすく伝え、わからないこともいっしょに考える姿勢で、ユーザー目線を忘れない教育を目指している。
Revit Architecture でモデリングした構造BIM モデルデータをNavisWorks に渡し、プラグインソフトである「Navi Clane」を使用して鉄骨建方シミュレーションを行うハンズオントレーニングクラスです。NavisWorksで効率的に作業を行うためのモデリング手法やパラメーター設定を実際にRevit を操作しながら学習します。その後、実際にモデリングしたBIM モデルをNavisWorks に渡して、Navi Claneによる重機シミュレーションを実施。安全率の確認や重機位置の設定、シミュレーション結果の動画保存などを習得します。
美保テクノス株式会社
IPDセンター IPDセンター副主任
竹内 智恵 氏
1993年美保テクノス入社、建築部で数年間現場で施工監理行い、その後施工図作成、設計室・住宅部でパース作成等を行い、2009年に新設されたIPDセンターに移動。BIMの普及・各部支援として施工シュミレーション・パース作成・ソフト開発に従事している。
Revit MEPによって設備BIMモデルを作成するハンズオントレーニングクラスです。基本的な操作を学習します。その後、作成した設備BIM モデルと事前に用意した意匠BIM モデル、構造モデルをNavisWorksで統合し、それぞれのクラッシュチェックを実施しクラッシュレポートを作成します。
美保テクノス株式会社
IPDセンター IPDセンター副主任
長谷川 和史 氏
2009年に新設されたIPDセンターに同年11月から勤務。Revit Structure/Revit MEP を中心にBIM ツールの検証と、それらを活用した現場支援・コミュニケーションの活性化・フロントローディングの実現に取り組んでいる。
参加者それぞれが、ワークセットを組んだRUGERSタウンの1件をリフォームしてもらいます。マスを利用しての編集、屋根の形いろいろ、インプレイスファミリの太陽光パネルなどをハンズオンで学びましょう。
亀田正也建築事務所
小林 美砂子 氏
ヒューマンアカデミー(株)他専門学校、企業等でのCAD 講習及びカリキュラム作成。ホテル・病院・個人住宅等の施工図作成及び図面修正・トレースを行っている。
Autodesk Revit Architecture 2011のファミリ作成において重要なポイントとなるパラメータについて学習します。
有限会社アミューズワークス
代表取締役
中川 まゆ 氏
東洋紡エンジニアリング株式会社にてAutoCAD サポート業務、ヒューマンアカデミー・その他専門学校、大学などでCAD 講師、AutoCAD、Revit などの企業研修、サポート業務、設計事務所の経営。2008年よりRUG(Revit User Group)のボードメンバーを務める。
Autodesk Revit Architecture 2011 を使った効率的、効果的なプレゼン手法について体感し、プレゼンテーション・スキルを身に付ける方法を演習します。
株式会社鴻池組
大阪本店建築設計部 主任
内田 公平 氏
1991年鴻池組入社。以後建築設計部門のCAD、CG、SEを担当。2004年にRevit を導入し当時感じた、Revitの感じた手応え(今のBIM)を広く伝えるため、RUG(Revit User Group)の副会長を務めている。
直前のクラスで作成したBIM モデルを用いて、Autodesk Ecotect Analysis を使用して環境解析を行います。解析結果をもとに開口部の形状、建物向きなどの修正作業を行います。
美保テクノス株式会社
設計室 係員
稲田 祥悟 氏
2006年より設計室にてRevit を使用し、BIM の普及と推進を行ってきた。現在では、設計補助として設計業務をこなす一方、環境解析ソフトの検証とBIM ソフトの操作指導、教育、普及を担当している。
Autodesk フリーツールを活用して、Revit データをDWF 変換します。Autodesk フリーツールにどんな違いがあるのか、同じデータでもどう違って見えるのかを実機を使って学習します。
株式会社淺沼組
本社 情報システム室 主任
川瀬 英樹 氏
1994年淺沼組入社。4年の作業所勤務の後、情報システム室に配属され同時にCAD サポート担当となる。2003~2006年の間、土木技術工務部にて開発設計を担当し、2006年情報システム室に戻り現職。データ互換検証等にも関わる傍らRUG(Revit User Group)に参加しBIM 啓蒙活動などに携わっている。
「1日でRUGERSタウンを創ろう!」のダイジェスト版です。
上記各クラスのポイントと全体の講評をパネルディスカッション形式で行います。
美保テクノス株式会社
設計室(兼)IPDセンター 設計室係長、IPDセンター統括課長
新田 唯史 氏
2004年より設計室にてRevit を採用し、BIM の普及と推進を行う。2007年に発足したRUG(Revit User Group)のボードメンバー。現在では、設計担当者として設計業務をこなす一方で、2009年に新設されたIPDセンターにおいて部門を越えたコミュニケーション支援とBIM の活用による問題解決の新手法の検証、開発も行っている。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。