Autodesk Moldflow の解析結果の多くは具体的な成形不良がそのまま表示されているわけではありません。そこで、解析担当者には、解析結果を読み取るスキルが要求されます。本ハンズオンクラスでは、その際のヒントとなるような事例を紹介します。
3D CAD の普及やCAE ソフトの操作性の向上により、短時間での樹脂流動解析が可能になりました。しかし、実際の成形プロセスは複雑で、解析結果と比較することは検証設備も含めて、容易ではありません。また、必要以上に精度を追求することは、CAE の活用上得策とはいえません。本ハンズオンクラスでは、樹脂流動解析を活用する上でのポイントを事例をもとに紹介します。
オートデスク株式会社
プロダクトサポート本部 マネージャ
藤本 哲朗
現在、Autodesk Moldflow のプロダクトサポート マネージャ。Moldflow 製品のアプリケーションエンジニア、トレーニング、樹脂データ測定サービス担当エンジニアに従事。前職では射出成形金型、プラスチック製品の設計開発関連業務に従事。
初期解析の段階から成形条件・生産方法を考慮したAutodesk Moldflow 活用のメリットを紹介します。バルブゲート設定の最適化や多段射出を積極的に検討することで、生産段階にも活用できる解析結果を導く方法を学習します。
株式会社宇部情報システム
CAEサービス部 主任
原田 崇司 氏
機械部品の構造解析業務に過去従事。現在は、設備系構造物の解析及び樹脂成形品の構造解析、流動解析を実業務として行っている。また、株式会社宇部情報システムでAutodesk Moldflow Insight のサポートを行っている。
解析において実成形の状態を再現し精度を高めるためには、成形条件がどのような考えを元に組立てられているかを理解し、条件を解析に対し適切にフィードバックする事が重要です。本クラスでは、成形条件の考え方や解析条件への展開方法に関する説明、加えて成形機のスクリュー挙動を用いた解析など実際に解析を行うことで実成形条件を解析にフィードバックすることの重要性を学習します。
株式会社宇部情報システム
CAEサービス部 主査
米原 敏文 氏
Autodesk Moldflow の技術サポート、顧客支援業務に従事。プラスチック製品の技術支援として、製品設計、樹脂流動解析、構造解析をはじめ成形検証実験など幅広い業務に携わってきた。
Autodesk Moldflowを有効活用する上で、樹脂データベースの内容や操作を理解することは重要です。本ハンズオンクラスでは、樹脂データベースについてAMI/Basicトレーニングから一歩踏み込んだ材料データの内容を紹介します。また、データフィッティングツールの体験を通して樹脂データについて学習します。
オートデスク株式会社
プロダクトサポート本部 マネージャ
藤本 哲朗
現在、Autodesk Moldflow のプロダクトサポート マネージャ。Moldflow 製品のアプリケーションエンジニア、トレーニング、樹脂データ測定サービス担当エンジニアに従事。前職では射出成形金型、プラスチック製品の設計開発関連業務に従事。
解析運用技術を向上して頂くため、Autodesk Moldflow のソルバー特長を分かり易く解説します。また、解析結果も用いて、各種ソルバーメニュの特長・有効性を確認して頂きますので、より理解できます。運用技術を向上させるために、ぜひ受講ください。
オートデスク株式会社
製造ソリューション エンジニアマネージャ
八木 隆行
現在、Autodesk Moldflow 技術支援とコア情報のシェアに従事。海外開発スタッフとも密に業務を連携。Autodesk Moldflow と連携開始したAutodesk Showcase、Autodesk Algorも担当。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。