Autodesk Inventor ユーザ会は、多種多様な企業のInventor ユーザが運営を行ない、日本全国の会員との交流や会員の声を開発元のAutodesk 社へ届ける活動を進めているAutodesk 社公認の組織です。当ユーザ会には、会員から毎年100件を超えるInventor への要望リスト【Wish List】が集まりますので、Inventor を利用する人が抱えている問題に日々向き合っています。本クラスでは、そうした実際の設計業務でInventor を使うための工夫や泥臭い実話を交えて本当に「使える」情報を紹介します。
Autodesk Inventor ユーザ会
理事
森野 穣 氏
造船・大型産業機械など重工業向けのPDM・3D-CAD導入・運用支援を主な業務としており、その他にも3D-CADと産業用ロボットの連携システムの開発や、3D-Viewerによる設計分野以外での3Dモデル活用システムの開発や、三次元計測など3D-CAD周りの業務を幅広く担当している。また、昨年度よりAutodesk Inventor ユーザ会へ理事として参画し各種イベントの企画なども担当。
Autodesk Inventor ユーザ会
理事
林 弘幸 氏
Inventor使用歴は6年、2005年に Inventor Master 取得。'06年よりInventorユーザ会理事に参画し、現在は、テクニカル担当として主に Wish List の取り纏めなどを対応。
製品開発の最前線でご活躍の皆様、 “標準化”は進んでいますか?
製品開発の現場での“標準化”は、設計リードタイム短縮/製作・組立時間短縮/生産設備の簡素化/保守メンテ効率化/受発注管理コスト低減など、多くのメリットがあります。そして、皆様は、「仕事の仕方や製品ラインナップを整理する」や、「今まで培ってきた暗黙知を形式知に置き換える」など、更に開発効率を引き上げる為に“標準化”を実施されているかと思います。本クラスでは、先に記したような「製品開発の広範囲の標準化」ではなく、「3次元設計で特に重要視すべき標準化の項目」について紹介します。3次元設計の環境では多くの「標準化すべき項目」がありますが、今回は、「必須」、かつ、「相応の効果を見込める」”標準化”について、過去の数十社へのコンサルティングの経験から事例を交えながら解説します。
株式会社クオリアル
ソリューションビジネス事業本部
岸中 裕 氏
1995年PTC Japan株式会社に入社。3D CAD を主体とした製造業コンサルタントとして80社余りの企業様へサポート活動を行ってきた。2004年に同社を退社、2005年に『CADの種類に縛られることなくお客様を成功に導くコンサルティング』を理念に掲げ、有志と共に株式会社クオリアルを設立し。現在は、シニアコンサルタントとして第一線の現場でコンサルティング活動に従事。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。