クラス
ハンズオントレーニング
カスタマイズクラス
カスタマイズハンズオントレーニング
AutoCAD カスタマイズクラス
B-1
9:00〜10:00|レベル:全レベル
AutoCAD VBA 資産の .NET 環境での活用
64 ビット Windows では、Microsoft が提供する VBA は正式にはサポートされていません。本クラスでは、今後普及が予想される 64 ビット環境で、今までの VBA 資産を少ない移植作業で運用する具体的な移行手順をご紹介します。また、ベースとなる .NET 環境をご説明します。
学習目的
- VBA が置かれた現在の状況と、64 ビット環境で起こりえる互換性の問題を理解する
- VBA と Visual Basic 2008 Express Edition の違いを複数の視点から理解する
- VBA が使うテクノロジ(COM)と .NET テクノロジを理解して違いと利点を把握する
- AutoCAD .NET Wizard と Visual Basic 2008 Express Edition を使って簡単に移植する
- 単純な移植では実現できないユーザーフォームを持つ VBA プロジェクトを Macro Magic ツールを使って移植する
対象製品
- AutoCAD 2010
- Visual Basic 2008 Express Edition
受講対象者
- AutoCAD VBA のプログラムをお持ちの VBA 経験者の方
- VBA の将来に不安を感じている方
オートデスク株式会社
伊勢崎 俊明
長きに渡って CAD/CAM 業界に身を置き、さまざまな企業でトレーニング講師、製品サポート、開発サポート、アプリケーション開発、エンジニアとして営業支援に携わる。現在はオートデスク社員として活動。
B-2
10:20-11:20|レベル:全レベル
CUI カスタマイズは難しくない - カスタマイズで作図時間を短縮
標準の AutoCAD を使っているユーザ、ツールバーをカスタマイズしている AutoCAD ユーザに、作図効率を上げるためのユーザインタフェース(CUI)のカスタマイズをお勧めします。ご自分に必要なカスタマイズを選んでお試しください。
- リボン編
タブ、パネル、コロコロ変わるコンテキストタブ - コマンドマクロ編
コマンドの登録、マクロで使う記号、画像ファイルの取り扱いなど - ショートカット編
右クリックメニュー、ファンクションキーに一時Oスナップを登録 - その他の設定
コマンドをツールパレット、クイックアクセスツールバーに登録、ワークスペースの変更、ツールバーの作成と変更 - cuix ファイル編
ファイルの中身、cui ファイルとの違い、ユーザ インタフェースを初期状態に戻すには?
学習目的
- リボン(タブ、パネル)の作成と変更
- コマンドマクロの作成と変更
- ショートカット(右クリック、ファンクションキー)の作成と変更
- コンテキスト(タブ)の作成と変更
- cuix ファイルとcui ファイル
対象製品
- AutoCAD 2010
受講対象者
- AutoCAD を使用している設計者、オペレータ、CAD マネージャの方
有限会社 アド設計
伊藤 ゆみ 氏
土木設計事務所勤務後、フリーの設計業務を経て 2000 年アド設計入社。 現在の業務はおもに AutoCAD のカスタマイズと教育。 AutoCAD LT 用サンプルメニュー「アドメニュLT98~2010」を作成、AutoCAD はGX5 からのユーザ。著書に『AutoCAD 大事典』(エクスナレッジ社刊、共著)、『はじめての AutoCAD LT 2002 建築設計編』(技術評論社刊)など。
B-3
13:00-14:00|レベル:中級
自動実行を考える - アクションレコーダーとスクリプト
本クラスでは、アクションレコーダーとスクリプトの違いをテーマにしています。アクションレコーダーは、自動記録ができますが多少くせがあり、「何が記録されるのか」、「何が記録されないのか」を理解する必要があります。そして、アクションレコーダーでは出来ないこともあり、それを補うものとしてスクリプトを使用します。具体的な例題を挙げて、アクションレコーダーとスクリプトの作成過程を解説します。また、普段は使わない、しかしアクションレコーダーやスクリプトを使用する時には便利な AutoCAD のコマンドやシステム変数をご紹介、作成の注意点についても言及します。
AutoCAD の操作は中級レベルであり、アクションレコーダーについて興味がある、これから使用したい、使用したがうまく扱えない、スクリプトとの違いを知りたいという人が対象です。
学習目的
- アクションレコーダーとスクリプトの特徴を学ぶ
- アクションレコーダーの記録方法を明確にする
- アクションレコーダーとスクリプトの相違点を検証する
- 自動実行に便利な AutoCAD のコマンドとシステム変数を知る
- アクションレコーダーとスクリプトを作成する際の注意点を知る
対象製品
- AutoCAD 2010
受講対象者
- AutoCAD を使用している方(中級レベル)
B-4
14:20-15:20|レベル:全レベル
他社 CAD とのデータ変換時に起こる図面資産の問題と解決法
他社 CAD で作成された DXF/DWG ファイルを AutoCAD で扱った時に発生する様々な問題について、その原因と対処方法について解説します。また、図面上の寸法や文字、ブロック図形などに問題があった場合の自動修復の事例についてご紹介します。
学習目的
- 品質の悪い DWG/DXF ファイルを開いた時に発生する不具合現象をあげる
- 不具合現象の原因についての解説
- 不具合現象を解決するための対処方法を学ぶ
- カスタマイズによる不具合現象の自動修復の例を紹介
対象製品
- AutoCAD 2010
受講対象者
- 他社 CAD から AutoCAD への移行を実施、あるいは検討しておられる担当者の方
- 他社 CAD とのデータ交換に課題を感じていらっしゃる担当者の方
システムメトリックス 株式会社
前田 吉男 氏
MS-DOS 上でオリジナル CAD の開発を担当、その後 AutoCAD 対応のパッケージアプリケーションの開発を担当、現在は図面を扱う業務全般に関する自動化、効率化、システム連携などのソリューションビジネスを展開している。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。
クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。