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B-5
15:40-16:40|レベル:全レベル
Autodesk Inventor で設計業務もエコしよう!
Autodesk Inventor は、従来の 2D CAD とは違い、パラメトリックな条件を扱うことができます。本クラスでは、設計条件を意識して、設計変更に柔軟に対応できるオペレーションについて学びます。不要なエラーにみまわれないデータを作成するために、Autodesk Inventor のパラメトリックな仕掛けや、Autodesk Inventor の基本的なデータ条件の持ち方を理解することは必要不可欠です。オペレーションのちょっとした工夫で、データ変更が“楽”になるテクニックや、意外と知られていない設計を意識した Autodesk Inventor のオペレーションテクニックを習得できれば、設計業務が今まで以上により効率的になります。
また、環境省が掲げている“チーム・マイナス6%”を設計(CAD 業務)現場でも実現するための、具体的な手法を披露します。
学習目的
- スケッチ拘束のコツ(幾何拘束・寸法拘束・被駆動寸法拘束)
- パターンフィーチャのリンク機能の活用
- パラメータ(計算式)の活用
- リプレゼンテーションの活用
- 拘束を使わないアセンブリ(Absolute Origin) など他
対象製品
- Autodesk Inventor 2010
受講対象者
- Autodesk Inventor の基本操作ができる方
D-3
13:00-14:00|レベル:全レベル
アダプティブとスケルトン・トップダウン設計の比較
同じ機械を考える方法としてアダプティブとスケルトンそれぞれで設計してみて、その比較をすると同時に Autodesk Inventor を使ったトップダウン設計の方法を実例としてご紹介します。
対象製品
- Autodesk Inventor 2010
有限会社 坂井技研
坂井 政夫 氏
自動車部品関連会社で生産設備の設計・生産技術を担当し、次の工作機械会社で開発業務を担当する。現在は自ら産業機器と卓上工作機械の設計製造を行う会社を経営。同時にコンピュータ関連技術に関しても対応している。AutoCAD 関係を94年ぐらいから使い始め、現在は Autodesk Inventor で開発設計および特殊なカスタマイズ対応を行っている。AutoCAD 関連の書籍などを執筆して、オートデスク製品の受託開発業務も行っている。
D-4
14:20-15:20|レベル:初級
PDM システムとの連携による 2D & 3D データ 一元管理の実現
CAD の運用やカスタマイズで CAD での作業を効率化することは重要ですが、設計効率化のための CAD データ再利用、トレーサビリティへの対応など、CAD データの管理はそれと同等以上に重要な取組みのひとつです。手配・生産などへの情報伝達と管理のために構築したPDMシステムと、CAD データ管理のために導入した Autodesk Productstream(※現 Autodesk Vault Manufacturing)の連携を図ることにより、システム連携による情報の一元管理を実現した例を元に、業務系システムと CAD 系システム統合の手法としてご紹介します。
学習目的
- 2D データ、3D データの一元管理方法
- PDM と CAD データ管理のシステム間連携方法
- システムの一元化と情報の一元化の差異
- パッケージ製品に何を求め、何をカスタムメイドするか?
対象製品
- 特になし
受講対象者
- システム運用管理者、利用者の方
株式会社 カワサキプレシジョンマシナリ
乾 雅幸 氏
現会社に入社して、CAD との関わりを始める。しかし、その関わりは環境構築、運用管理が主で、実際のオペレーションにはあまり縁が無い状態が続いている。現在は、設計支援システムの開発、運用管理を主に担当しており、PDM と CAD データ管理を連携させた、2D & 3D データ 一元管理システムの開発に携わっている。
D-6
17:00-18:00|レベル:全レベル
3 次元 CAD でのチーム設計はこうすればできる!
複数人でチーム設計を行う際、いかにお互いの情報を共有するか重要な課題です。しかしながら、実際の設計現場では往々にして次のような問題が発生しています。
- 自分の担当範囲がはっきりしないので、置き去りになった設計要件がある(または、他の人とダブルワークになってしまった)。
- 他の人から情報をもらって進めたいがまだ仕掛かっていないようだ。予定がくるってしまう。
これらの問題を是正する手段として、特に 3 次元 CAD でのチーム設計の場合、「3 次元構想モデル」を共有情報とする“トップダウン設計手法”があります。しかしこの場合にも、「構想モデルを“どのように?どこまで?”作ればよいのかわからないので細かく作りすぎてしまった(または、情報が足らなかった)」といった問題が見られます。本クラスでは、上述のような問題を解決するための方法論を解説します。この方法を実践することにより、失敗の無い 3 次元設計を行うことができます。
学習目的
- 3 次元構想モデルの作り方がわかる
- 精度の高い設計スケジュールの策定が出来るようになる
- 設計者間のコミュニケーションが促進される
- 設計要件の全体像が理解出来るようになる
対象製品
- Autodesk Inventor 2010
受講対象者
- 設計実務者、設計管理監督者の方
岸中 裕 氏
1995 年に PTC-Japan(株)入社。3D-CAD を主体とした製造業コンサルタントとして 80 社余りの企業様へサポート活動をおこなってきました。2004 年に同社を退社、2005 年に〈CAD の種類に縛られることなくお客様を成功に導くコンサルティング〉を理念に掲げ、有志と共に株式会社クオリアルを設立しました。現在はシニアコンサルタントとして第一線の現場でコンサルティング活動に従事しています。
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。
クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。