品種の増加、新しい生産手法の導入などの環境変化によって、無駄を削減する工場レイアウトの改善が求められます。本セッションは、自動車や、産業機械などのさまざまな業界における、工場レイアウトのために3次元化における工夫や、2次元図面と3次元モデルの連携における活用など、国内外における最新事例をご紹介します。
Autodesk Factory Design Suite は、デジタル ファクトリー モデルによる工場設備レイアウトの検討、最適化、可視化をサポートするスイート製品です。
製造業/全業種
米国オートデスク社
Director, Digital Design Product Management Manufacturing Solutions
Carl White(カ―ル ホワイト)
ハイエンド音響機器メーカーにおける3D-CAD導入事例を通して、その活用状況とProduct Design Suiteのコンシューマー製品における可能性をご紹介します。また、Inventorユーザー会の活動を合わせて紹介します。
製造業/設計、デザイン
アキュフェーズ株式会社
技術部技術二課 主任
伊東 健一 氏
一設計担当者として製品の開発・設計を行いつつ、CADシステムの構築・管理を行う。
また昨年よりInventorユーザー会理事として、機能改善要求(WishList)を通して,より使いやすいCADになるように活動中。
http://www.accuphase.co.jp/
CADデータ製作から始まったインハウスでの3Dデータ活用、現在はデザイン発想から製品プロモーションまでの領域にも拡大中。
リアルタイム描画利用や写真品質のCG制作、撮影も含めたフルHD映像インタラクションなど多岐にわたる出力形式で内製。幾つかの事例を紹介。
製造業/デザイン、ビジュアライゼーション
キヤノン株式会社
総合デザインセンター 室長
山村 次生 氏
2008年より現職。2005年、キヤノンにて「デジタルモデルデザイン」を試行。
1994年よりデザイン開発のプロセスにデザイナー向け3DCADシステム・CG制作システムを一早く活用開始。ゲームメーカーでのフルCG映像制作や自動車モデルメーカーでモーターショー向け実写動画制作を経験。
東京造形大学1981年卒、乗用車・大型車両・建機・自転車部品・家庭用品・遊技機などの幅広い製品ジャンルの工業デザインを経験。
製品ライフサイクルでの環境規制や、消費者のエコロジー意識への要求に応える製品が求められる現在、製品開発における環境配慮型設計への取り組みはますます重要になってきました。
本セッションでは、米国オートデスク社のサステイナブル デザイン製品担当者より、3次元CADを中心としたサステイナブル デザインへの取り組みと、Inventor 2012から実装されたCAD統合型サステイナブル ツールであるEco Material Advisorをご紹介いたします。
製造業/全業種
米国オートデスク社
Manufacturing Product Manager, Sustainability
Sarah Krasley(サラ クレスリー)
米国オートデスク社、製造市場向け製品開発におけるサステイナブル デザイン製品マネージャー。オートデスクに入社する前は、再生可能エネルギー、CO2削減政策と市場メカニズムにフォーカスしたシンクタンクにおけるコミュニケーション ディレクターを務めていました。
製品開発には、設計者はもちろん多くの人々が関わりさまざまな業務を遂行します。開発フェーズや役割に応じて期待される成果は異なり、使用されるツールも異なります。また、製品開発プロセスでは、さまざまなデータがやり取りされ、データ連携の課題も多く存在します。オートデスクのデジタル プロトタイプ ソリューションは、役割に応じたツールを提供し、期待される成果を素早く正確に形にし、ツール間またはデータの連携によりプロセスをスムーズにつなぐことが可能です。このセッションでは、一連の製品開発プロセスをデモンストレーションを交えご紹介します。
製造業/全業種
オートデスク株式会社 中山 圭二
オートデスクが2次元CAD AutoCADをリリースしてから28年、3次元CAD Inventorをリリースしてから12年が経過し、技術は飛躍的に進化しました。業務・役割に応じたツールが求められ、製品設計で使用されるCADもさまざまな種類が存在します。 オートデスクは、2次元CAD, 3次元CADの両方を開発しています。2次元CADでは機械設計だけでなく電気設計に特化したCAD、3次元ではパラメトリックとダイレクトモデルに対応しています。最近よく耳にするのが、どのような状況の時にどのツールが適しているのか?という質問です。 また、製品設計がアウトプットする文書は、製造・加工のための図面だけでなく、さまざまな関連文書が求められます。 このセッションでは、オートデスクが開発した多くのCADツールをどのように使い分けるのか? 図面以外の技術文書を効率的に作成するか、状況に応じたツールの利用方法をご紹介します。
製造業/全業種
オートデスク株式会社
製造ソリューション ソリューションエンジニア
中山 圭二
現在、オートデスク製造ソリューションでビジネス開発でデジタルエンジニアリングを担当
90年後半、CADベンダーでエンジニアとして販売活動に従事
80年中~90年後半、自動車部品製造メーカーにて製品設計に従事
オートデスク株式会社 長谷川 英紀
CAE(Computer Aided Engineering)は、解析専任者のもので設計者にはハードルが高いと言われた時代から、技術の進化により、あまり専門的な知識が無くても比較的容易に取り組める設計者CAEが台頭してきています。
これは、設計者自らが設計の初期段階でCAEを活用することで、より短期間に、より高い品質の達成を目指しています。
オートデスクの開発力を最大限に強化しているCAE分野は、解析専任者が利用するのはもちろんのこと、設計者が利用できることで最大の効果が上げられるというコンセプトで、簡単にCAEを開始できるように工夫されています。
また、カバーする適用範囲も拡大し、設計の初期段階から設計完了までの間に検証しなければならない、さまざまな現象(機構、構造、疲労、流体など)をシミュレーションすることが可能です。
このセッションでは、設計者が実施できる設計検証にはどのようなものがあり、どのタイミングでの検証が効果的かをご紹介します。
製造業/全業種
オートデスク株式会社
長谷川 英紀
オートデスク株式会社 八木 隆行
製品の軽量化、部品数削減、環境への配慮などの観点からプラスチック材料を使った部品が急激に増加しています。今まででは考えられなかった環境・状況・部位(例えば耐候性、精密性、耐熱性など)にプラスチックが使用され、部品製造(金型、成形)に求められる精度も劇的に向上しています。 オートデスクのシミュレーション ソリューションでは、射出成形金型内のプラスチックの充填、成形後の変形などをシミュレーションし可視化することで、製品強度、外観の評価も可能になります。 このセッションでは、射出成形金型設計からプラスチックCAE、強度解析との連成、外観確認のためのビジュアライゼーションまで、プラスチックに関する幅広い内容をご紹介します。
製造業/全業種
オートデスク株式会社
製造ソリューション テクニカルマネージャ
八木 隆行
2001年から解析ソフトを通じて、多くのプラスチック関連企業様に対し、解析運用技術支援を実施してきました。2011年現在、Autodesk Moldflowはバージョン2012をリリースし、次世代(Next Stage)へのステップアップを図るべく、大きな機能UP(より深く、より広く)を図っています。出来るだけ多くの方々へこれら機能の導入メリットを理解いただけるように、エンジニアとしての営業活動に力を注いでいます。
多くの場合、工場内のレイアウトは非常に複雑ですが、その多くは未だ2次元CADを使って設計されています。 決められた敷地に設備機器を配置するだけであれば2次元で充分という話をよく聞きますが、工場内の製造・加工ラインの変更など既存工場の改造では干渉などのさまざまな不具合が発生し、2次元での限界が見えてきています。 このセッションでは、工場レイアウトを検証し、簡単に効率よく3次元化することで、最適化・可視化によるコミュニケーション向上を可能にするソリューションをご紹介します。 製造業の工場管理をされている方、システムインテグレータの方、また産業機械などを製造している企業で単に製品を販売するだけでなく自社の製品を積極的に組み込んだシステムの提案販売を行っている方も必見です。
製造業/全業種
オートデスク株式会社 ジョン ウォンジン
製品の機能、品質格差が減少する中、デザインの重要性が注目を集めています。一般消費者を対象とする製品(家電、自動車など)だけでなく医療機器、産業機械などの分野でもデザイン性を考慮した製品が多く見られます。 デザイン ワークフローの中には、多くのプロセスがあります。このセッションでは、スケッチ、モデリング、レンダリングなどデザインプロセスを統合的にカバーするオートデスクのデジタルコンセプトとビジュアライゼーション ソリューションを一挙にご紹介します。
製造業/全業種
オートデスク株式会社
ジョン ウォンジン
1969年韓国ソウル生まれ 亜洲大学工学部機械工学科卒業
アメリカArt Center College of Designトランスポーテーションデザイン科卒業
97年来日し、未来技術研究所(株)を経てAlias|Wavefront K.K.に入社
その後10年以上に渡り、自動車業界を中心とした日本のアジアのインダストリアルデザイン顧客向けのプリーセルーズと教育活動
今年からはインダストリアルデザイン顧客向けビジネス開発という新しい仕事にチャレンジ中で、FacebookでAlias Design Community Japanも運用
海外展開、モジュール化設計、開発購買の推進など、製品開発の重要課題の解決の要となるのがPDM/PLMシステムです。
オートデスクでは、これまで進めてきたCAD×PDMの融合を更に強化するのに加え、『クラウド』対応に積極的に取り組んでいます。
本セッションでは、AutoCAD 、Inventor、Simulation、Revit、Civil3D、3ds Maxなど主要オートデスク製品全てを統合するPDMシステムの最新版「Autodesk Vault 2012」の紹介を織り交ぜながら、オートデスクのCAD×PDM×クラウドの融合への取り組みと、それが設計情報活用にもらたす変革についてご紹介いたします。
製造業/全業種
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。